皆さん、こんにちは!池袋のアルゼンチンタンゴ教室『タンゴレアル』です。
情熱的なタンゴのリズムは、遥か南米の文化と深く結びついています。今日のコラムでは、そんな文化の一端に触れる、心温まるお話をお届けします。
初期のマテ茶器:ひょうたんに宿る温もり
アルゼンチンをはじめとする南米の人々にとって、日々の生活に欠かせないマテ茶。前回はその魅力をご紹介しましたが、今回はさらに深く、初期に使われていた素朴なマテ茶器、「ひょうたん」の世界を探ってみましょう。
リオス先生のコレクション紹介:初期のひょうたんでできたマテ
『タンゴレアル』のリオス先生は、タンゴへの情熱と同じくらい、故郷の文化を大切にされています。そのコレクションの中には、貴重な初期のひょうたんでできたマテ茶器があるんです。一つひとつ異なる形、使い込まれた色合いは、長い年月を経てきた証。手に取ると、何とも言えない温もりを感じます。
ひょうたんがマテ茶器として使われていた歴史的背景
なぜ、ひょうたんがマテ茶器として使われていたのでしょうか?それは、南米の自然と人々の暮らしが深く結びついていたからです。身近にある自然の素材を活かす知恵、それがひょうたんをマテ茶器として利用するようになった背景にあります。それぞれのひょうたんには、その土地の風土や、使っていた人々の物語が刻まれているのかもしれません。
ひょうたん製マテの素朴な魅力、手触り、育てる楽しみなど
ひょうたん製のマテ茶器には、現代の洗練されたものにはない、素朴な魅力があります。手に吸い付くような自然な手触り、一つとして同じものがない個性的なフォルム。使い込むほどに色合いが変化し、愛着が湧いてくるのも魅力の一つです。また、自分でひょうたんを育て、それをマテ茶器にすることも、当時の人々にとっては身近な楽しみだったのでしょう。
当時の人々の暮らしや文化に触れる
リオス先生のコレクションを見ていると、当時の人々の暮らしや文化が垣間見えるようです。自然と共に生き、シンプルな道具を大切にする心。そんな温かい文化の中で育まれたマテ茶は、単なる飲み物ではなく、人々の繋がりや憩いの象徴だったのではないでしょうか。
『タンゴレアル』では、情熱的なタンゴを踊るだけでなく、このようにアルゼンチンの文化に触れる機会も大切にしています。リオス先生の貴重なひょうたん製マテ茶器を見ながら、当時の人々の暮らしに思いを馳せ、温かいマテ茶を味わう…そんな特別な時間を過ごしてみませんか?
きっと、タンゴへの理解もより深まり、さらにアルゼンチンという国が好きになるはずです。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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